叔母が無理だった話
帰省したとき、成人式に出た。成人式のあとの同窓会にも出た。
同窓会に来ていく服の上に着るコートを叔母から借りた。叔母は派手な人で、パーティードレスやコートなんかもたくさん持っているので。
その叔母にコートを見繕ってもらっているとき、マフラーを持ってきたかと訊かれた。
ので、わたしのお気に入りを持ってきた、と自分の人間失格マフラーを見せると、めちゃくちゃ笑われた。「タオルを巻いてるみたいよ」と言われた。
ショックだった。ショックだったけど、それを悟られるのが嫌で笑った。そんなことないよって笑った。
それだけ。それだけなんだけど、他のことも色々思い出して無理になった。
そういえば子どもを怒鳴りつける人だったな、とか。芸能人の身体的特徴について笑う人だったな、とか。煙草を吸う人だったな、とか。最後のはただの私怨だけど。
高知に帰ってこないならこっちから行く、と言われたけれども(アクティブな人なのでたぶん実際に来る)やめてくれって感じだ。
とりあえずそろそろ親類と縁を切りたい。無理だけど。
ただの愚痴でしたありがとうござい。