人影のない冷い椅子は

だいたいわーってなって超読みにくい文を書いてます

福岡のアイドルちゃんに会ってきた話

6月22日正午。わたしは博多行きの新幹線こだまの中にいた。福岡のアイドル、ギルドールちゃんの一員、天音らむさんの生誕祭に行くために。

 

話は5月に遡る。

あるフォロワーさんがギルドールちゃんのヲタクであることは知っていた。

あるツイキャスで、そのフォロワーさんとコラボをさせていただいたときにたくさんの画像を見せてもらって、また、一緒に遊んだときにたくさん魅力を聞かせてもらって、この天音らむさんという方(以下らむりんさん)かわいいな?と思うようになった。画像載せときますね。
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Twitterをフォローして、よく見るようになった。たまにらむりんさんはツイキャスもされるので、そこに顔も出してコメントもするようになった。どんどん魅力がわかってきて、声も聞いて、動画も見て、のめり込むようにハマっていった。

そこからは早かった。はじめての生誕祭が行われることを知って、即新幹線とホテルを取り、6月23日の生誕祭に行くことを決めた。

それまでの1ヶ月間、わくわくで夜しか眠れなかった。

 

からの、冒頭である。

6月22日、生誕祭前日。

福岡に降り立ったわたしは、少し天神をぶらぶらしたあと適当な居酒屋に入り初のひとり居酒屋をキメて、お風呂に入ってはやばやと寝た。

 

そして迎えた6月23日、当日。朝早く目が覚めて、ホテルで朝ごはんを食べて、気合いを入れてメイクをして髪を巻いた。らむりんさんのメンバーカラーが紫なので、アイシャドウも紫、アイラインも紫、ネックレスもピアスも紫。全身らむりんさん。

12時開始の第一部に間に合うように地下鉄に1駅だけ乗って天神まで行った。

生誕祭が行われるカフェ&バー、福岡ギルドはビルの7階にあって、少し迷ったけれど無事に着くことができた。

まず迎えてくれたのはマネージャーさんと、らむりんさんの相棒であるギルドールのあいちゅんさん。しおぎです、と名乗る前にわかってくださって感動した。Tシャツを手渡してくれた。

店内に入って出迎えてくれたらむりんさんは、わたしと同じくらいの背の高さで、動画や画像で見るよりもさらにかわいくて、何よりわたしを大歓迎してくれて涙目にまでなってて、わたしもつられて泣きそうになった。座って待っているときもわたしのところにちょいちょい来てかまってくれて、なんて優しい子なんだ…と思った。

 

始まった第一部。ギルドールオリジナル曲がほとんどで知らない曲もあったけど、知ってる曲は全力でコールした。Be Happyとかね。声が小さいから聞こえなかったと思うけど。Future diverめっちゃかわいかった。目の前で推しが歌って踊っていることにひたすら感動していた。

終わったあとは、チェキ会?的なものであった。何しろはじめてなのでわたわたしていたら、ヲタクさんのひとりがわたしにチェキ券をくださった。せっかく来てくれたから、と。とてもありがたかったし感無量だった。ありがたく受け取った券で、バルーンスタンドの前でチェキを撮って、それから2分間のチェキにらむりんさん自ら落書きしてくれる列に並んだ。2分間とかやばいよなおい。そこでもめちゃくちゃ歓迎してくれて会えて嬉しいって言ってくれて、あーもう死んでもいいな(昇天)となった。

 

第二部まで1時間ほど時間があった。プレゼントをホテルに忘れてきたので取りに帰った。途中でジェラートを食べた。ピスタチオ。うま。

 

買ったTシャツを着て、第二部に臨んだ。一部はみんな制服だったけれど、二部はみんなTシャツだった。わたしもおそろい。

第二部は最前で見させてもらった。キャストさん(ギルドールちゃん以外の、ギルドで働いている子たち)のステージもあった。もみじさんという子のパフォーマンスがすごく素敵で、うん、素敵だった(語彙力)。あとでちゃっかりチェキも撮ってもらったりした。

何曲かあって、らむりんさんのお色直しの繋ぎのトークがあって。わたしもらむりんさんのお話をさせていただいたりした。

そして、再登場したらむりんさん、の、美しいこと。なんと美しいこと。とっっってもキラキラしていた。ほんとーーーに、輝いていた。結婚式前の新郎の気持ちはこんな感じかあ、と思った。色んな人からのプレゼントのあとの、夜明けbrand new days。泣きっぱなしだった気がする。ひたすらに、ただひたすらにエモかった。綺麗で、絶佳で、格好よくて。

集合写真を撮って、集合動画も撮って、またチェキを撮って、サインとかしてもらって、生誕祭は無事終わった。

とっても、とっても良いステージだった。

 

大盛況のままバータイムが始まった。わたしは隅っこの席でちまちまとカクテルを飲むことにした。んだけど、らむりんさんやいろんなキャストさんがわたしのところに来てくれて、いっぱい話してくれて、らむりんさんはいっぱいハグしてくれて。バータイムにこんなに接触が多いと思わなかったからびっくりした。

らむりんさんにプレゼントとお手紙を渡した。休足時間と、ロクシタンのギフトセットと、新大阪で買ったご当地ペン。その場で開けてくれて、喜んでくれて、めちゃくちゃ嬉しかった。

いろんな人がキャストさんとカラオケをしていて、わたしも記念に1曲だけ歌いたくなった。らむりんさんとonly my railgunを歌った。自己満だし、してみたハモリも下手くそだったし、パート分けも失敗しちゃったけどとっても楽しかった。アイドルちゃんと一緒に歌えるなんて思いもしなかったから、本当に楽しかった。目を合わせて歌えたことの嬉しさ。頬にちゅーしてくれたこと。すべてが一生の宝物になった。

0時をまわる少し前に帰ることにした。らむりんさんがわざわざ店の外まで出てきてくれて、見送ってくれた。長い時間別れを惜しんだ。忘れないからねって、見つけてくれてありがとうって、何回も何回も言ってくれた。ブログも読んでくれていて、一緒に生きようねって言ってくれた。たくさんちゅーをもらった。わたしのために泣いてくれた。わたしも泣いた。

エレベーターの中で、寂しさがこみ上げてきて、さらにひとりで泣いた。

 

アイドルの時間は、限られている。いついなくなってしまうかわからない。

半ば衝動的に決めた福岡遠征だったけれど、後悔は1ミリたりともしていない。推しは推せるうちに推す。それがいちばんで後悔のないことだと、わかっているから。また必ず福岡に行く。いつになるかはわからないけど、らむりんさんがアイドルをしているあいだに。

 

1ヲタクとして天音らむさんへ。

この世に誕生してくれてありがとう。アイドルをやっている限り、いや、もしアイドルじゃなくなったとしても、ずっとずっと応援しています。生きていこうねって言ってくれたこと、絶対にずっと忘れないです。ありがとう。また会いに行くね。


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