人影のない冷い椅子は

だいたいわーってなって超読みにくい文を書いてます

自殺未遂した話

自殺未遂をした。

過食嘔吐をして死ぬほど泣いた日だった。

今なら死ねると思った。

痛みを誤魔化せるかなと考えて、眠剤を18錠、金パブと呼ばれる風邪薬を30錠飲んだ。遺書を書いて、バスタブに水を張りながら、手首を何回か剃刀で切って浸けた。

水が溜まるのが遅くて、手首まで浸からなかった。だから横にある洗面台に場所をうつした。

そのあたりで、死のうと思いますとツイートをした。たくさんリプライがきた。あー止められているなあと思った。涙は少し出たけれどびっくりするほど心は凪いでいた。

パートナーから電話がかかってきた。内容はあまりおぼえていないけれど、向こうは泣いていて、つられてわたしも少し泣いた。

25分間、ずっと繋いだままだった。救急車を呼んで、呼んでください、と呼びかけられ続けていた。その間にもTwitterを見たら、なんだかいろんな人があわてていて、あーわかるな、わたしも友人の未遂を止めようとしたときそんな感じだったな、と思った。

ずっと洗面台に傷を浸けてゆらゆらし続けていたら、溜まった水がとても綺麗な赤色に染まっていた。ほんとうに、とても綺麗だと思った。浸けている手が邪魔に思えるくらいに。

そのあたりで、あーなんか、もういいかな、と思った。思ったより頭も朦朧とはしていなかったし手足のしびれなんかもなかった。きっと軽かったんだろう。

パートナーとの電話を切って、どうせならスマホのエマージェンシーモードをはじめて使ってやろうと119にかけた。

そのあと救急車が来るまではあまり覚えていない。履歴を見るとパートナーとまた通話していたことがわかるけれど、何を話していたのかまったく覚えていない。

救急車の中でかなり長い時間を過ごした。受け入れてくれる病院を救急隊員さんが探してくれていた。いろんなことを聞かれた。あまり覚えていないけれど。親の所在地と連絡先について聞かれたことだけ覚えている。

そいで、もう書くのめんどくさくなったから端折るけれども、いまはとりあえず救急病棟に入院中で、明日親が来る。

気持ちはまだ乱高下を繰り返している。一度寝たら前向きな気持ちになったけれど、もう一度寝て起きてこれを書いている今は人生なんてクソ食らえだというお気持ちである。

でもたくさんの人に影響を与えることがわかった。人の冷たさも、人の優しさもわたしは好きだ。いろんな人に迷惑をかけた。とりあえずわたしはわたしの人生を生きる。しんどくてたまらなくなったら、パートナーと話したことを思い出す。とりあえず、とりあえずそれで乗り切れたなら波が過ぎ去るのを待つだけだ。

きょうは看護師さんに寝ろと言われたので寝る。