人影のない冷い椅子は

だいたいわーってなって超読みにくい文を書いてます

2018-01-01から1年間の記事一覧

死ぬのをやめた話

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 ――夏目漱石『草枕』 わたしは、2月の半ばまでには死のうと思っていた。決めていた。決心していた。 その理由は下記にあるんだけど、だから載せるんだけど、で…

終わったという話

終わった。幹部が終わった。 ものすごく疲れた。しんどかった。 わたしはひそかに、この定演を伝説にしてやろうと思って色々やってきた。 おもに広報としての仕事。色々な演奏会にチラシ挟みに行ったり、ホールの周りに営業に行ったり、ホームページのデザイ…

3年連続ざっつおーる

あまりにもしんどいのでまたぞろ内科のお世話になった。 点滴ックス 20分 ゆっくり休みたいけれど休み方がわからない。 寝ていても眠れた気はしない。 仕事をしなきゃならない。 キャパオーバーであるのかただ季節の変わり目のいつものやつなのか。いつもの…

高知に引っ越してからの話

自分史その…何回目だったかな。とりあえず書くことがないので久々にわたしの半生について綴ってみよう。 母の地元である高知に夜逃げ同然で来たのが小学4年生の8月頭。そこから二十何日まで、母にとってはおそらく激動であっただろうけれど、わたしにとって…

メイクの話

わたしは人のメイク道具とかのツイートを見るのが好きだ。どんなのを使ってるのか、とても気になる。 ので、自分も開陳してみようと思った。それだけ。 まだ集めている最中なので、欲しいものもたくさんあるけれど、それも含めてご紹介しよう。 ●スキンケア●…

死なないためにわたしがしたこと

「あれ」から、2ヶ月が経った。 気分の上がり下がりは-100〜+5から、-30〜+5程度に落ち着いた。それでもやる前は下が-10くらいだったわけだから、かなり気分の落ち込みが激しいときもある。 皮膚を切ったときに、これを水に浸けた、あの色をもう一度見たいな…

逃げることはすごいという話

退職したのでまあ笑って聞いてくれや|仁淀の航跡 @Niirop9000|note(ノート) https://note.mu/hiirop4439/n/n5769eb8ab051 ふたつ上の先輩にあたるひとのnote。文章力がすごいので読んでみたらよいと思う。 ここからは私信なので読まなくても大丈夫です。…

あのときの話

未遂から1ヶ月が経とうとしている。 だいたい落ち着いてきたので、あのときどう思っていたのか、今なにを思っているのか、それを整理してみたいと思う。 あのときのトリガーは過食嘔吐だったと思う。 もともと嘔吐恐怖があったのに吐いて、身も心もボロボロ…

自殺未遂した話

自殺未遂をした。 過食嘔吐をして死ぬほど泣いた日だった。 今なら死ねると思った。 痛みを誤魔化せるかなと考えて、眠剤を18錠、金パブと呼ばれる風邪薬を30錠飲んだ。遺書を書いて、バスタブに水を張りながら、手首を何回か剃刀で切って浸けた。 水が溜ま…

つらい

近ごろ色々ありすぎた。 しんどさがある。もう語彙力を失うほどのしんどさ。語彙力。 薬がまた増えた。やっぱり単極鬱だと思われたのだろう、サインバルタが2錠に増えた。 Twitterでも何度も言っているけれど、 からだが動かないことのもどかしさ、着替えて…

躁っぽい話

( ゚д゚ )彡そう! じゃなくて。 ここのところ、気持ちが逸る。心だけが先行して、体が置いてけぼりになっている。 主治医には軽躁かもしれないと言われた。薬が減った。 もしかしたらうつが治っているだけなのかもしれない。だけっていうのもおかしいけど。喜…

✽✽感

孤独感。孤立感。虚無感。離人感。 ひとりでいても、誰かといても、わたしはここにはいないという気がする。 息を吐くように希死を吐く。生きていたくない。 そんな心理とは裏腹に、行動は逆に生きる方向に向かう。食べる。ものを売る。買う。買いすぎてお金…

最近更新してなかったな

忙しい。とても忙しい。 自分で言うのもなんだけれどもここ2週間ほどのわたしはめちゃくちゃ頑張っていると思う。 朝7時起きがデフォルトになって、部活にほぼ毎日一番乗りして練習して帰りも居残って練習。 半分躁状態なんだと思う。反動が怖い。けれど今頑…

恋愛の話

パートナーができました。 これによりわたしはアロマンティックと名乗ることをやめました。ほぼ1年前のこと。 ほぼ同時にふたりの人物に初恋をした。たぶん。男の人と、女の人。ちなみに両方歳上。だからパンロマと名乗ることにしました。バイでなくパンなの…

お金の話

わたしは働くことができない。少なくとも週五でどこかに勤務することはとうていできない。学校に行くのですら無理だったんだから、できるはずがない。 週四は? 週三? たぶんできない。決まった日にどこかに行くということがわたしにはあらゆる面で苦痛なの…

本が読めない話

本が読めない。つらい。 わたしにとって本っていうのはさ、生活の一部だったのよ。ミステリが大好きで、他のジャンルも大好きで、1日1冊は普通で、読むことが日々の楽しみでしたわけですよ。 それが今ではきみ、1ページ読むのに十何分何十分、ひどいときには…

MPの話

MP(メンタルパワー)と呼んでいるものがある。よく、「ひとと話すことで回復するMPがある」といわれる。それはわかる。わたしもTwitterがなければ塞ぎ込んでしまうだろうから。 でも、面と向かって話すことでそうでないよりも多く回復するといわれると、うん…

叔母が無理だった話

帰省したとき、成人式に出た。成人式のあとの同窓会にも出た。 同窓会に来ていく服の上に着るコートを叔母から借りた。叔母は派手な人で、パーティードレスやコートなんかもたくさん持っているので。 その叔母にコートを見繕ってもらっているとき、マフラー…

父の話

このあいだ、わたしは名実ともに成人した。そう、成人したのだ。ハタチになって、誰にも保護されない自由の身になった。 というわけで、わたしははじめて父親のことを母に訊いた。今まで何も教えてくれなかったから、とてもとても勇気が要ることだった。 今…

HSPを名乗ることの話

あけましておめでとうございます。2017年もわたしは生きていました。今年も生きられるならば生きてみたいと思います。 さて、今日の話はあるパーソナリティを表すアルファベット3文字について。 Highly Sensitive Person。略してHSP。 感受性や感情共感が強…