人影のない冷い椅子は

だいたいわーってなって超読みにくい文を書いてます

随感

「子供じゃないんだから」

「子供みたいなこと言わないで」「甘えても仕方がないでしょう」そう言われてきたような気がする。ずっと。 生まれたときから両親は昼も夜も共働き。鍵っ子。小4で離婚。母親とふたり暮らし。 早熟な脳みそ。同級生の誰よりも早くひらがなを書き絵を描き漢字…

集中力がないという問題

集中力がなくなった。うつを発症してからだ。 正確には、ストーリーのある長い文章や映像を読み/観続けて内容を把握することが困難になった。 小説、特に物語本、それから映画、漫画も。観られなく、読めなくなってしまった。 本なら1日に1冊、漫画や映画な…

クソな家庭家系で育った話

この↓話を読んでからこの記事は読んでもらったほうがわかりやすいかもしれない。 http://mmktkaij.hatenablog.com/entry/2018/01/11/143849 わたしはとあるコンビニのオーナー兼店長と副店長の間に生まれた。 そのコンビニはわたしが生まれる前から自転車操…

夜職をいったん辞めた話

7月末で退店する予定だったバイト先を、8月29日を以て辞めた。 この店はわたしには合わなかったなあ、という気持ちが正直強い。 向こうはとても信頼を置いてくれていたけれど、わたしはママに対して何の信頼もできなかった。 なので辞めて本当はひゃっほーと…

夜職を始めてみての話

2月頃からバイトを始めた。 場末のスナック。理由はかんたん、生活にはお金がかかるから。夜を選んだのは、昼職をするにはわたしは夜型すぎるし、最低賃金で何時間も働く体力もないから。今のスナックを選んだのは、単純にこの店が家からいちばん近くて時給…

生きがいの話

11月末、わたしのひとつのアイデンティティであったギターマンドリンクラブを引退した。 3年半通して基本的につらかったけれども、終わってみると部活に行く理由がなくなった空虚さもときどきよぎるようになった。 また、2月に、わたしの推しのアイドルちゃ…

部活がすべて終わった話

2019年11月30日。4回生としての定期演奏会を終えて、3年半続けた部活を引退し、現役としてのすべての責務を全うした。 つらかった。ただつらかった。辞めたかったけれど、後輩のために残った。 幹部のときがしんどすぎた。OBに気を遣い、宣伝をし、チラシを…

全部秋のせいだ。

死にたい。ただそれだけ。 希死念慮だけがある。 死を希求する心と、死んでほしくない周りの人たち、ありがたいことだけど、本質的には救ってはくれない。自分で自分を引っ張りあげるしかないのだから。 死への衝動は脳の病気だってわかっている。わかってい…

ポリアモリーの話

ポリアモリーとは、セクシュアリティのひとつである。 かんたんに言うと、複数の人と恋愛関係を持つということ。そして、それは関係者全員の合意を得ているということ。 そして、複数の人に恋愛感情を抱く性質のことは「ポリアモラスな性質」といわれている…

福岡と東京のライブを回した話

2019年9月22日。わたしは福岡にいた。 2019年9月23日。わたしは東京にいる。 ギルド福岡7周年ライブ at Buddy up!。 最前で見れた。ただただ楽しかった。言いたいことがあるんだよ!が言えた。知っているアニソンから知らないアニソンまで全部沸けたのでよか…

またしんどいなあという話

ある同期にこのブログを読んでもらった。予想以上に真剣に受け止めて向き合ってくれて、LINEで長文の感想をくれた。生きていることへの感謝。その人の前でも泣きそうになったけど、返ってきたLINEでまた泣いた。 という導入は関係なく。 部活で4回生になって…

あれから1年経ったねという話

自殺未遂から1年が経った。 いまだから書ける、あのときのこと。 まずは部活。 3回生で、幹部だった。5年に一度のOBさん合同演奏会の準備真っ只中。OBさんと連絡を取りつつ、自分の回生を、そして合奏を、まとめようと必死になっていた時期。まとまらない自…

わたしのまわりの人の話

わたしはメンヘラをほぼオープンにして日々を生きている。そうしないと生きていけないから。 大学に入ってから、まわりの人が次々とメンタルの調子を崩すようになった。 自殺未遂をしたひとも数人いて、本当にたくさんの調子を崩した人を見てきた。 それをず…

死なない理由の話

最近調子がいい。(当社比ではある) それは死なない、死ねない理由がいつの間にかたくさんできたからだと思う。親がどうとかそういうネガティブなものではなく、ちゃんとした(?)理由。こころの拠り所がたくさんできて、安定して立つことができるようになって…

アイドルに救われた話

アイドルという人類が世の中に増えてきた気がする。わたしが追いかけているアイドルも大別して5、6グループにもなった。 そんなアイドルに、生かされた話をしよう。 CYNHNというグループ名の女性アイドル(正確にはヴォーカルユニット)がいる。CYNHNと書いて…

久しぶり

親に頼まれて『カササギ殺人事件』を購入した。 めちゃめちゃ面白そうで、親に渡す前に一度読んでみようと思ったけれど、1ページめで集中力と気力がもたなくなってやめてしまった。 漫画1冊がいまの限界だ。図書館戦争もテーマが重いので漫画でもかなり疲弊…

死ぬのをやめた話

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 ――夏目漱石『草枕』 わたしは、2月の半ばまでには死のうと思っていた。決めていた。決心していた。 その理由は下記にあるんだけど、だから載せるんだけど、で…

死なないためにわたしがしたこと

「あれ」から、2ヶ月が経った。 気分の上がり下がりは-100〜+5から、-30〜+5程度に落ち着いた。それでもやる前は下が-10くらいだったわけだから、かなり気分の落ち込みが激しいときもある。 皮膚を切ったときに、これを水に浸けた、あの色をもう一度見たいな…

逃げることはすごいという話

退職したのでまあ笑って聞いてくれや|仁淀の航跡 @Niirop9000|note(ノート) https://note.mu/hiirop4439/n/n5769eb8ab051 ふたつ上の先輩にあたるひとのnote。文章力がすごいので読んでみたらよいと思う。 ここからは私信なので読まなくても大丈夫です。…

つらい

近ごろ色々ありすぎた。 しんどさがある。もう語彙力を失うほどのしんどさ。語彙力。 薬がまた増えた。やっぱり単極鬱だと思われたのだろう、サインバルタが2錠に増えた。 Twitterでも何度も言っているけれど、 からだが動かないことのもどかしさ、着替えて…

✽✽感

孤独感。孤立感。虚無感。離人感。 ひとりでいても、誰かといても、わたしはここにはいないという気がする。 息を吐くように希死を吐く。生きていたくない。 そんな心理とは裏腹に、行動は逆に生きる方向に向かう。食べる。ものを売る。買う。買いすぎてお金…

お金の話

わたしは働くことができない。少なくとも週五でどこかに勤務することはとうていできない。学校に行くのですら無理だったんだから、できるはずがない。 週四は? 週三? たぶんできない。決まった日にどこかに行くということがわたしにはあらゆる面で苦痛なの…

本が読めない話

本が読めない。つらい。 わたしにとって本っていうのはさ、生活の一部だったのよ。ミステリが大好きで、他のジャンルも大好きで、1日1冊は普通で、読むことが日々の楽しみでしたわけですよ。 それが今ではきみ、1ページ読むのに十何分何十分、ひどいときには…

MPの話

MP(メンタルパワー)と呼んでいるものがある。よく、「ひとと話すことで回復するMPがある」といわれる。それはわかる。わたしもTwitterがなければ塞ぎ込んでしまうだろうから。 でも、面と向かって話すことでそうでないよりも多く回復するといわれると、うん…

叔母が無理だった話

帰省したとき、成人式に出た。成人式のあとの同窓会にも出た。 同窓会に来ていく服の上に着るコートを叔母から借りた。叔母は派手な人で、パーティードレスやコートなんかもたくさん持っているので。 その叔母にコートを見繕ってもらっているとき、マフラー…

HSPを名乗ることの話

あけましておめでとうございます。2017年もわたしは生きていました。今年も生きられるならば生きてみたいと思います。 さて、今日の話はあるパーソナリティを表すアルファベット3文字について。 Highly Sensitive Person。略してHSP。 感受性や感情共感が強…

音楽を聴くのが苦手になった話

音楽系サークルに入っといていきなりなんやねんという話ですが。 うつになってから、音楽を積極的にあまり聴かなくなった。人が音楽を聴いているのを横で見ていてもつらくなってくることがある。 物心ついたころから歌、音楽に親しんできたわたしにとって、…

代替わりをした話

うちのクラブの定期演奏会が終わり、代替わりをした。 わたしたちの代が幹部となる。このあいだ大学に入った気がするのに、時の流れというものは早い。 先輩の期待は重くのしかかり、自分への自信のなさはますます自分を追い詰める。うつを免罪符にするつも…

なにもない話

無気力感に支配されている。 なにもする気が起こらないし眠れない。夜飲むリフレックスはもう飲んでしまったし、効いてくる頃にガバッと起きてしまって目が覚めた出来事があったので作用にまかせて眠ることができなかった。 外の台風の名残の雨の音をぼんや…

うさぎの話

うさぎを飼っている。 ひとり暮らしの下宿大学生では大分珍しいのではないかと思う。灰色マーブル柄。ミニウサギ。女の子。ちょうど2歳半。 前にもうさぎを飼っていた。その子が高2の11月に死んで、その数ヶ月後に家がさびしいなとお迎えした子である。 鼻が…